岡山県岡山市Ｈ様邸｜雨漏りの心配を解消！ガルバリウム鋼板に葺き替え工事(青い立平葺きが美しく映える！)

築年数が立ちサビ・退色・腐食が目立ち始めていたためガルバリウム鋼板による立平葺きで新たに葺き替えました。
今回は、機能性・デザイン性ともに向上したリフォームの内容を写真付きで詳しく説明いたします！

トタン屋根の特徴と施工前の劣化状況

トタン屋根はかつて価格の安さや施工のしやすさ、軽量のため地震が起きても建物への負担が少ないという利点があり多くの住宅に使われていましたが、サビやすい・防音性が低い・断熱性が乏しいなどの弱点もあり、築年数が経つと劣化が目立ちやすいことが特徴でした。
写真で確認出来るように、Ｈ様邸でのトタン屋根は表面の被膜が劣化し金属がむき出しになったことで広範囲に及びサビ・腐食が進んでいる状態でした。断熱性も低下しており夏は暑く、冬は寒い原因に・・・
さらに接合部・釘穴周りに黒ずみやサビ水の流れた後が見られ、これは雨水が侵入していた証拠です。
以上の劣化状況から屋根材の交換だけでなく全面葺き替えをご提案いたしました。

今回行った工事内容

既存トタン屋根の撤去

サビでボロボロになった古い屋根材を電動工具を用いて、一枚ずつ丁寧かつ慎重に剥がして解体を行っていきます。
この時に下地の痛み具合や腐食状況を目視で確認します。

下地の補強

長年の湿気により野地板が劣化・変形している部分もあったため、新たに構造用合板を全面に張って補強を行いました。
下地の補強を行う事で、屋根材の固定力が上がり全体の耐久性も向上します。亀裂や凹凸をなくし後の防水紙・屋根材の密着を高めるので屋根のリフォーム工事では非常に重要な作業のひとつです。

防水シートの施工

下地の上から改質アスファルトルーフィングを敷設を行います。
万が一屋根材の隙間から水が入ってしまった場合の第2の防水層として機能します。改質アスファルトルーフィングは、一般的な防水シートの耐久性が約10年～15年なのと比べ約20年～30年と長いことや耐熱性が100度～120度以上も可能であることから非常に優れている防水シートです。長持ちする屋根にしたいとお考えの方におススメしています。

本体施工(立平葺き・ガルバリウム鋼板)

屋根本体にはデザイン性が優れており見た目が美しいだけでなく、雨漏りにとても強いことからガルバリウム鋼板の立平葺きを採用しました。

ガルバリウム鋼板は耐久性・防錆性・軽量性・見た目、すべてバランスの取れた良い屋根材といえます。

笠木板金・仕上げ・清掃

笠木部分には専用の板金カバーを取り付け雨水の侵入をシャットアウトさせ、全体のビスの緩み・水の流れをしっかりと確認後、周囲にご迷惑が掛からないように屋根回り・敷地内の清掃を行い完了です！

工事後の様子

経年劣化によりサビついていた屋根は新築同様に生まれ変わりました！

表面の屋根材だけでなく下地の状態や防水層の仕上がりが寿命を左右します。下地から丁寧に整えることで長く安心して暮らしていただける屋根になりました。

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